この度は『Live Tracker』をご利用いただき、ありがとうございます。
このツールは現状のままで提供され、また予告なしに変更されることがあります。ご利用に際し発生した損害について作者(Diawel)は一切の損害を負いません。
Google Chrome 96 以降
Microsoft Edge 96 以降
Live TrackerはキャプチャーボードなどによるWebカメラ入力と画面・ウィンドウキャプチャに対応しています。
読み込みが正常に完了すると、利用できる入力デバイスの一覧が表示されますので、利用したいものを選択します。
ここで入力デバイスが表示されないときには、カメラ使用の権限が与えられていない可能性があります。
解像度やフレームレートを指定していき、すべて完了したら「カメラ読み込み・切り替え」をクリックしてください。
なお、入力デバイスとして「画面またはウィンドウ」を選択した場合、解像度の指定はできません。
映像が正常に表示されれば、このセクションは完了です。
映像の入力が正常に完了すると、プレビュー画面上に赤色のトラッカーが表示されますので、トラッカーを適当な位置に配置し、サイズを調整します。
トラッカーはプレビュー画面上に、赤い実線の長方形、その外側の点線の長方形、実線の長方形の左上の小さなつまみとして表示されます。
実線の長方形は追跡するパターンを示しています。トラッカーはこの長方形内のパターンを追跡します。必要に応じて枠線をドラッグして、サイズを変更できます。
外側の点線はフレームごとの探索範囲を示しています。探索範囲はトラッキングする対象の動きの速さに合わせて設定してください。トラッカーはフレームが更新されると、この範囲内で、最も適した座標を探索します。必要に応じて枠線をドラッグして、サイズを変更できます。
トラッカーの位置は、実線の長方形の左上にあるつまみをドラッグして変更することができます。
トラッカーは、枠内に2方向以上の特徴(色や明るさの差)を持つように配置してください。
枠内の特徴が1方向のみの場合、トラッキング精度の低下につながります。
また、トラッカーのサイズが大きすぎたり、フレームごとの探索範囲が広すぎたりすると処理速度の低下につながります。トラッカーの大きさと探索範囲は必要最小限にとどめることをお勧めします。
トラッカーの配置が完了したら「トラッキング開始」をクリックしてください。
この時点でトラッキングの対象を動かして、正常にトラッキングできるか確認しましょう。トラッキングが正確にできないようであればトラッカーの調整を再度行ってください。トラッキングはトラッカーを手動で操作することで停止されます。
トラッキングができたら、オーバーレイする画像を配置していきます。
まずはアクセサリセクションにある「画像を追加」ボタンをクリックして、使用する画像を選択します。
読み込みが完了すると、プレビュー画面上に追加した画像が表示されるので、位置と大きさを調整します。
画像はドラッグすることで移動でき、マウスをホバーすると表示される青色の枠線をドラッグすると大きさが変更されます。
追加した画像の重ね順を変更したり、削除したり、あるいは一時的に非表示にしたいときにはアクセサリセクションから操作してください。
全ての設定が完了したら、全てのセクションの後ろにある「出力ウィンドウを開く」ボタンをクリックします。
数秒の読み込み時間を経て、出力ウィンドウに映像が表示されます。このウィンドウでは元の映像とアクセサリの同期が取れた状態で表示されます。このウィンドウをOBSなど、お使いのライブ配信ソフトに取り込むなどしてご利用ください。
なお、出力ウィンドウを全画面表示にした場合、Live Trackerを開いているウィンドウで別のタブを開いた場合、Live Trackerを開いているウィンドウを最小化した場合にはパフォーマンスが著しく低下しますので、設定画面は開いたままでご利用ください。